ホームサブウェイの秘密インタビュー My Healthy Life > 三浦展さん

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鋭い観点と徹底的なデータ収集に基づき、『下流社会』や『日本人はこれから何を買うのか?』など次々とベストセラーを生み出す三浦展さん。
男性の弱体化、深刻化する高齢化社会で、日本の市場はどう変化していくのか?を 三浦さん独自の観点からお話いただきました。

私の今の仕事は自ら選んだわけではなく、最初に就職した会社でたまたまマーケティング雑誌の編集室に配属されたからです。ただし、単なるマーケティング雑誌ではなく、社会学に基づいた雑誌だったので、大学時代の勉強も活かせて楽しかったですね。
そこから自然の成り行きで、現在の社会デザイン研究・消費社会研究・時代予測という仕事に辿り着きました。 現在は、これからの社会、都市、家族、住宅地、若者、働き方などが、どう変化していくのかを予測し、企業の方々等に対し本や講演を通じて伝えています。

情報収集は生活のすべてから

情報は主に、テレビのニュースや新聞、 Facebook 、書店めぐり、人との会話・・・と様々な形でインプットしています。
日々の生活スタイルは、午前中に集中的に仕事をし、午後は講演や取材対応がなければオフにしています。もちろんオフ中の活動も自然と仕事に結びつきますが、散歩などをしながら自分の時間を楽しんでいます。

精力的に働くための健康管理

自分自身、もともと気管支が弱いのですが、10年前からお世話になっている主治医のおかげで、だいぶ調子は良くなりました。そのため食べ物は、揚げ物などをあまり食べないようにして、和食中心に有機性の野菜、果物を多めに食べるようにしています。あとはよく歩くこととよく寝ることですね、早寝早起きは健康の基本です(笑)

少し日本の未来について話しましょう

三浦展さん

日本人はこれから人口減少が進み、2035年になると人口が今より1千万人減ります。しかし高齢者は増えて、総人口の33%が65歳以上になります。
さらに2055年にはもっと高齢化が進んで、一番多い年齢が81歳になります。その理由は、現在一番人口が多いのが団塊の世代、1949年生まれで今年64歳になる人です。そして次に多いのが第二次ベビーブームの1973年生まれの40歳です。2055年になると団塊の世代はなくなっていますが、第二次ベビーブームは80代になるのです。でもその下の世代は出生数が減り続けたので、80代になっても、第二次ベビーブームの人口がいちばん多いのです。
また2035年には、一人暮らしが増えて1846万世帯になり、両親と子どもからなる世帯は1153万世帯しかいなくなります。ひと昔前なら女性、男性ともに20代で結婚して、30歳になると子供が二人という家庭がほとんどでした。1980年には、一人暮らしが711万世帯、両親と子どもからなる世帯は1508万世帯でしたから、まったく主流が入れ替わります。

若い男性は主婦化し女性は男性化している

この10年の消費傾向で顕著なのは、34歳以下で一人暮らしの男性に、『家電男子』、『料理男子』が増え、鍋、冷蔵庫、洗濯機、掃除機などの購入が増えています。また習い事にかける金額も増えています。これはかつて女性が欲しがるものばかりで、男性が主婦化しているとも言えるでしょう。

若い女性はと言うと、全般的にアクティブになり、スポーツ観戦、演劇鑑賞、アルコール飲料代、歯医者代、飲酒代などに使う金額が増えています。
特筆すべきは、下着代にかけるお金が半分くらいに減っていることです。下着はそんなに人に見せるものじゃないからお金をかけても仕方ない。しかし女性も外で働くようになったので、人に見える歯をきれいにすることにお金をかけるようになったのです。

健康維持にはよく噛む食生活が重要

近年、特に「お金がない」若者ほど、様々な食材が既に混ぜられた状態や、丼物のようにすべてがワンプレートになっているなど、簡単に済ませられる食事を好む傾向があります。
一方で、上流階級者ほど食事は『一汁三菜』しっかりと食べていることもわかっています。

三浦展さん また、今の若者に言えるのは、栄養ドリンクやジュース、サプリメントなど必要な栄養をなんでも流し込んで摂取する、つまり『噛まない食事』をする人が増えていることです。
シニアの女性が果物をたくさん食べる一方で、果物や野菜を切ったりむいたりするのが面倒な若者は、ジュースで済ませてしまうんです。
この『噛まない食事』に慣れてしまった若者達も数十年後にはシニア世代になりますが、多くの若者が利用するコンビニも、最近ではシニアのニーズに応えるように、健康でヘルシーな食事を提供していく傾向にありますね。

サブウェイのサンドイッチは、非常にヘルシーですし、よく噛むことができるのがよいところです。しかしシニアにとっては、若干ですが、オーダーシステムに戸惑いを感じる人もいるようなので、そういう方はメニューだけ決めて、あとは『おまかせで』とオーダーするのが簡単でいいですね(笑)

三浦展さん

三浦展さん

三浦展 profile

カルチャースタディーズ研究所主宰/消費社会研究家、マーケティング・アナリスト。

1958年、新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒業。
1986年、パルコのマーケティング雑誌『アクロス』編集長、1990年、三菱総研を経て、1999年、カルチャースタディーズ研究所設立。
著書に『下流社会』『東京は郊外から消えていく!』(光文社新書)、『「家族」と「幸福」の戦後史』(講談社現代新書)、『ファスト風土化する日本』『大人のための東京散歩案内』(洋泉社)『スカイツリー東京下町散歩』『第四の消費』(朝日新書)、『これからの日本のために「シェア」の話をしよう』(NHK出版)、『奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅』(王国社)、『中央線がなかったら』(NTT出版)など多数。

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